| 17.赤色に染まれ |
夏が近い。そう思うに相応しい太陽が、容赦なくグラウンドを照らす。今日は随分と暑くなりそうだ。 去年、同じことを思ったものだと木々の間から太陽を見上げては苦笑する。だが今年は当然去年の経験を無駄にするはずがない。日焼け止めにしろ長袖のジャージにしろ、対策を練った上で訪れたのは、去年と同じ区営グラウンドの隣にある公園だった。 「あー、暑い。逆に暑い。でもこれを脱いだら絶対に焼ける……」 「日陰にいる間ぐらいは脱いでもいいんじゃない? 見てるこっちが暑かったりする」 「桃子はどんなに焼いてもすぐ戻るからいいんだよ、私はもう無理……」 「どっちに。暑さにか、焼けることにか」 「両方」 「じゃ、私にはどうすることもできません」 駄々をこねる子どもをあやすような柔らかい苦笑を浮かべて、桃子は視線をグラウンドへと戻す。うなだれつつもそれに従えば、今まさに勝負時だという高揚が歓声の大きさから伝わってきた。 体操服に着替え、一呼吸。自分の競技開始まではまだ時間があったが、もう外に出ていようという桃子とたどり着いたのは、やはりこの場所だった。 公園脇に植えられた樹木の下、体育用のハーフパンツをはいているのをいいことに石のブロックの上に腰掛ける。慰めのように手に団扇の役割を任せれば、「去年と同じことしてるんだけど」と桃子に笑われた。 「『焼ける』対策はしても、『暑さ』対策はしてないもん。暑いことは去年と変わらないから仕方ない」 「そこで開きな直られても。向日くんみたいだよ」 木々の葉が、風に撫でられ心地よい音を立てて揺れる。ざわざわ、という音が響き、視界の中にある影たちもつられて陽光の差し込む場所を変える。変哲もない黄土色の土の上、その光景の中で響いた岳人の名前に、はそっと目を細めた。 「岳人のそういうところ、私嫌いじゃなかったからなあ」 腕を膝の上で組んで、口元を緩める。 「なんだか岳人が言うと、投げやりなのにその後の解決策は自分でちゃんと用意してるように聞こえるから。いや、実際は用意なんて全然してないし、してたとしても時々『それは明らかに遠回り』とか『間違ってる』っていうのもあったけど、でも岳人は逆にそれがないと岳人じゃないっていうか」 「うん」 「なんとかしなきゃって思ってる時こそ愚痴が出るっていうか、愚痴が跳び箱の踏み切り板みたいな」 「その相手がだったんだよね」 さらりと繋げた桃子の言葉に、は一瞬言葉につまる。 以前であればそのように追いつめる言葉を発した親友を丸い目で見つめることしかできなかったが、だが今は違う。 「そうかも。それが嬉しかったのかも」 桃子の言葉を素直に受け止め、綻ぶ頬もそのままにする。 気づけば、日差しは随分と優しい温かみを与えてくれるもののようで。風は心に安寧をもたらすもののようで。木々は、このような懐古の場を認めてくれるもののようで。 1年という時間は、けして無駄ではなかったのかもしれないと思う心は、それらすべてに満たされる。は木々の葉の向こうにあるはずの天を仰ぎ、小さく息を吐く。 「だから今は、昔みたいに。愚痴じゃなくてはずみって考えられる、それを私にしてくれていたっていうことを嬉しく思える昔みたいに、話せることがもう幸せなんだと思う」 ようやく口に出せた「結論」に、桃子はもう何も言わなかった。 遠回りのようでも、間違っているとしても、それでもこの自分の意見を一番認めてくれるのが他の誰でもない岳人だという自信があったからこそ、はそっと瞳を閉じる。 好きだという思いがいかに苦しいのかを知った。いかに不条理な世界で生かされているのかを知った。融通のきかない、自分の制御のきかない感情であることを知った。けれどそれを通り超えた今、心には小さな安寧がある。手を伸ばせばもっと違う形の安寧が、その先にある幸福を手に入れられるかもしれないと察しながらも、けれど不条理さを知った後では高望みはもはやするに値しない。 「私、やっぱりこれでいいよ。話せるだけで十分だよ、というかそう思わないと駄目だよ。話せる幸せだけは残してもらえたって、そう思わないと罰が当たりそう」 言い聞かせるために呟く時期はとうに過ぎた。それはもはや繰り返すことで安寧を手に入れることに等しい。自分の心は現状に十分納得している。 「がそう思うなら」 証拠に、桃子はもう追及の言葉を発しない。忍足もすれ違ったとしても軽い挨拶程度しかない。岳人との関係を尋ねる人は、もはや誰もいない。 それでよかったのだと、は心の中で呟く。呟くことでやはり安らぎが心に広がり、頬は緩む。 「というか、冷静に考えてね。岳人みたいなタイプはやっぱり友達だと思うのよ。だって私とそんなに身長変わらないし」 突然スイッチの切り替わった会話に、桃子は笑った。 「また、向日くんが一番気にしてることを」 「だって桃子もそう思わない? 私服の時に会ったら絶対そう、毎回靴で悩みそう」 「ああ、それはそうかも。ヒールの高い靴は履けそうにないね、そういうので身長が抜かされるとものすごく不機嫌になりそう」 「でしょ? 絶対そうだよ、絶対身長の低い子じゃないと怒りそう。だから彼女になったらサンダルにしろブーツにしろ、靴を選ぶのも一苦労で……」 「悪かったな、背が低くて」 会話は突然、背後から飛んできた不機嫌そのものの声に遮られて終わった。 一瞬の沈黙のあと、桃子の瞳が珍しく丸くなっていることに現実を知る。ああ、と頭を抱えたくなりたくなりながらが振り返れば、そこには不機嫌の色丸出しの表情でこちらを見下ろす岳人の姿があった。 「……タイミングがよすぎるよ、岳人」 「自分の悪口を聞きたい人間がどこにいるんだよ。タイミングが悪いんだよ、バーカ」 遠慮という言葉を躊躇なく突き返すほどの冷たさでそう言い放つと、岳人はふたりの前で大げさにため息をついた。女の会話は毒々しい、そう呟いて。 「えー、でも」 「なんだよ」 「サッカーの岳人がここにいることが、まずおかしい……」 「はあ? ふざけんな、俺のせいにするんじゃねえよ!」 喧嘩売ってんのか、と地味にますます怒り出した岳人に、と桃子は揃って首を横に振る。しかしふたり揃って苦笑を浮かべてしまっていたらしく、岳人の不機嫌が収まるはずもなかった。 大体、こんなところで油を売ってるやつがおかしいと。腕を組んで隣のグラウンドで行われている野球を見つめながら、ひとりで結論づける。その様子を見届けて、結局またと桃子は笑ってしまった。 「サッカーは今年も学校のグラウンドだよね?」 「ああ、今ちょうど侑士と宍戸が試合してる」 「忍足くんがサッカー……?」 「『見えない』なんて言うなよ、そんなの俺も跡部ももう追及済みだ」 氷帝学園の球技大会は、その生徒数の多さと競技の多様さにより、毎年学園内の体育館とグラウンド、さらには隣接している区営のグラウンドふたつを借り切った形で行われる。区営グラウンドは間にひとつ小さな公園を挟んでおり、そこがドッジボールや野球など、区営グラウンド使用者たちの憩いの場となっていたが、当然学園内で移動が済むサッカーやバスケットボール、テニス組は公園を訪れる理由がほぼない。サッカーの岳人とは、意図的な移動がない限り出会うことがないはずだった。 「でも、どうしてここに? 忍足くんたちの応援はいいの?」 十分納得できる桃子の問いかけに、は岳人がどのような答えを用意するのかと腰掛けたまま見上げる。だがその一瞬、あ、と岳人と目が合ってある感覚が舞い戻る。 「……岳人、もしかして」 「コンビニだよ、悪いか」 「……ああ、うん」 「なんだよ、その『今年もか』っていう顔は」 続きの言葉は、こちらの考えを全て見透かした視線と言葉によって出番を失う。 なぜ自分の思うとおりの行動なのだろう、そしてなぜ自分の行動を読まれているのだろう。そのような疑問は、けれど口にするまでもない。 「懲りないねえ、去年先生に見つかって怒られたの、忘れたの?」 「バーカ、だから今年は見つからないようにするんだろ」 「……それは賢い選択とは絶対に言えない……」 「うるせえな、しょうがないだろ。購買部の自販機がこんな時に故障するんだから」 自給自足だ、と岳人は当然のように断言する。いたく満足げではあったが、視界の片隅では桃子が肩を震わせていた。 投げやりにみせかけ、その実コンビニに買いに走るという解決策は用意している岳人に、は小さくため息をつく。 今回も決して妥当な策とは言えない、それは幾分かリスキーな面を含んでいると。助言してあげれば話は済んだのかもしれないが、しかしさも当然という顔をしている姿を前にしては緩む頬を止められない。 彼にとって、愚痴とは踏み切り台なのだ。その事実を知っている人間は、微笑むことしかできないのだ。 「、一緒に行ってきたら?」 その時、笑いを必死に堪えながら桃子がそう言った。 一瞬、言葉の意味が分からずも岳人もただ目を丸くしたり瞬かせたり。返す言葉も、当然反論するようななにかも見当たらなくて、ふたり揃って唖然と桃子を見つめる。 しかし、この親友は聡いのだ。がそれを思い出す頃、桃子は悠然とした笑みを浮かべながら学園のある方向を指差す。 「今年も変わらず、私は審判なので。ここで待ってもらうぐらいなら、コンビニへの脱出を見送るよ」 その代わり今年は私の好きなお菓子も買ってきてね、と。たちの返事を聞くよりも前にそっと自分の要求を付け足して、桃子は体育館へと戻っていく。 残されたのは、腰を下ろしたままのと財布を持ったままの岳人、ただふたり。 いくらかの沈黙の後、風を見送った後。はちらりと岳人に視線を向け、その反応を窺う。抜群のタイミングで相手もその時視線を寄越した。 「……行くのかよ、行かないのかよ」 初夏の日差しが手を伸ばせない、木陰の下。ざわざわと揺れる木々の葉たちが見守るその中で尋ねられた言葉に、はただ口元を緩める。 日陰だからこそ分かる、その頬にわずかながらに走った朱の色に。見下ろすという高圧的な視線の中にある、こちらを気にかけてくれる瞳の色に。口元を緩めれば、それは自然と肯定の合図。 「岳人、私アイス食べたいかも」 「バーカ、すぐ食べなきゃ駄目なもん買ってどうすんだよ。買いだし行ってきたってバレバレだろうが」 「ジュースだってそうじゃない」 「ジュースはまだ長持ちする」 その基準はあえて問いただすことはせず、は岳人の足取りに従う形で公園を出る。 途中で普段の通学路に合流するそのコースの中には、見慣れた景色しかない。だからなのか、随分と心は落ち着いている。目新しいものがやってくる緊張とは無縁の、贅沢なほどに穏やかな時間と空気だ。 だがそれが、景色だけが理由ではないことは。 「岳人、かご」 「ん」 少ない言葉だけで意思疎通が叶うこの相手といるからだということは、どうしても無視することができなかった。 「お茶っていう気分じゃねえよなあ、だからってスポーツドリンクって気分でも……」 「大人になるために、じゃあ紅茶」 「は? なんだそれ。お前も子どもだろーが」 「岳人と違って紅茶は飲めるけどね。コーヒーも飲めるけどね」 激しく不機嫌な視線をこちらに寄せる岳人を無視して、は冷蔵庫の中から紅茶のペットボトルを2本取り出す。かごを持っていた岳人は渋々ながらもそれを受け入れ、しばらく黙って見つめていたがしかし結局ミネラルウォーターのペットボトルを投げ入れた。 「口直しぐらい認めろ」 その一言だけを残して、菓子の陳列されている棚へと向かう。の渡した紅茶は2本のまま、レジへと一歩近づく。 認めてもらっている、というのはおかしいのかもしれない。許してもらっている、と考えるのが正しいのかもしれない。しかしどちらにせよ、自分の行動に対する岳人の反応には頬が緩むことを止められない。 たとえそれが、ペットボトル1本という何気ない日常のものであったとしても。いや、だからこそ。 「お前は今年もこれでいいのか?」 いつから自分に味方をしてくれるものが多くなったのだろう、と誰かに尋ねたかった。 突然振り返った岳人に慌て口元の緩みを隠しながら、は目の前に突き出された彼の手のひらの上に載るものを見つめる。それは見覚えのあるチョコレートだった。 無意識に岳人を追っていた足が止まる。それが明らかに不自然だとは分かっていた。分かってはいたが、しかしは当然のようにそのチョコレートを差し出した岳人をただ呆然と見つめることしかできなかった。 「いいんだろ? これで」 「……あ、う、うん」 「他にもいるか?」 「いらない、それがいい」 そうか、と頷くと岳人はかごの中に軽く放り、余所見もせずにレジへと向かう。 それは、ちょうど1年前。2年生の球技大会のあの日、岳人が用意してくれていたの好きなチョコレートだった。 1年前は当たり前であったこの関係。1ヶ月前にはもはや話すこともできないと覚悟した目の前の人。それは1秒前、確かに自分の心臓を強く強く揺さぶった。 レジで会計をする岳人の背中を見つめながら、は不本意な自分の身体の反応に居たたまれなくなる。 (……違うのに、もう決めたのに。こうなっちゃいけないって分かってるのに) 痛みとも違う、苦しみとも違う、なにか得体の知れない、けれど熱く心臓を叩きつける感情に唇が震える。 (岳人だってそんなこと望んでないのに) 心の中で呟く言葉は、それらに打ち勝つ術を持っていなかった。 今まで何度となく自分を救い、抑え、この場までたどり着かせてくれた戒めの言葉に、けれど今身体はまったく反応しない。そんなところを岳人に知られるわけにはいかない、と必死になるしかなかった。 「行くぞ? なにしてんだ」 岳人がどこまで気づいていたのか、この時のに知る術も聞く権利もない。 自分にだけ呼びかけるその声に、足はまるで縋るかのように素直に動き、彼の横に並ぶ道を選ぶ。店を出て、つい10分ほど前に通ったいつもの道をこれ以上ない緊張と高揚の中で歩く。途中向けられる視線、言葉、すべてに都合よく振り回されたい感情と都合よく聞き流したい感情とがいがみ合い、上手く返答することはできなかった。 「変なの、お前」 そんなを、岳人は呆れたように笑う。そこに拒絶の色はまるでない。 むしろあるのは認め、迎え入れる色だけであることなど、その瞳を見れば明らかだった。自分がそう感じたのだから間違ってなどいるはずがなかった。 「岳人」 いつしか立ち止まった足は、次に口を動かさせた。 振り返り、訝る様子もなく岳人は真っ直ぐにを見つめて次の言葉を待つ。 その真っ直ぐで、真っ白すぎる相手に、真っ直ぐなものを返したかった。 「……話せてよかった。戻れて、よかった。ありがとう」 岳人の表情が消える。唐突な言葉に、真っ直ぐだった視線が一瞬で曇るのが見えた。 けれど、と。は縋る気持ちで、これだけはと許しを請う。 「自分勝手だって分かってるんだけど、でも岳人と話せて嬉しいのは本当。……こんなに嬉しくなれるなんて、想像できなかったけど。でも本当に、今は嬉しい気持ちしかないよ。……ありがとう、岳人。私、岳人と仲良くなれて本当によかった」 手のひらに包まれたペットボトルの冷たさだけが現実と自分とを繋ぐ唯一のものだということを忘れないようにしながら、けれどは今だけはと口を開く。 「そんなふうに思える相手が岳人で、本当によかった」 伝わるなと願っただろうか、伝わってくれと祈っただろうか。 本当は友情という言葉では説明できないもうひとつの感情を、どのように込めたのかはもはやにも分からない。 そんなを、岳人はしばらく黙って見つめていた。 アスファルトに水滴が落ちて黒い跡をつける。ひとつ、ふたつ。いくつつけられるだろう、そう思えるほどの長い時間を経て、そして。 「お前、勘違いしてないか。ふざけんな」 静かに、重苦しくそう吐き捨てた。 一瞬で肌がざわめく。心臓が無遠慮に強打される。まるで絶望を裏地にまとったかのような恐怖にも似たその感覚に、情けなくも唇は簡単に震えた。 そんなを、岳人は苦々しく見つめる。やがて首を横に振り、苛立ちの混じったため息をついた。 「お前の中の俺って、そんなに軽いやつか」 「……え?」 「そんなに簡単に意見をころころ変えるやつかってことだよ。ていうか俺は頑固だろ、それぐらいお前も知ってんだろ!」 「し……知ってるけど」 「じゃあなんでそういうこと言うんだよ、お前バッカじゃねえの?!」 唐突に怒りだした岳人の真意がつかめず、は思わず後ずさりそうだった。 爽快な青空なもと、いつのまにか説教になっているこの空間にひとり置き去りにされたような感覚。だが岳人にを慮る様子などまるでない。むしろ気づけない、という雰囲気で怒りを吐き出す。 やがて、風がそよぐ。彼の自慢の赤髪が揺れる。 ああ、綺麗だと。つい素直にそう思ってしまうほど岳人の声を遠くに聞きそうになっていたその時。 「……そんなこと言われて、俺が我慢できるとでも思ってんのかよ。人の努力を無駄にしやがって……ふざけんな」 悔しそうに下唇を噛み締める姿は反則だった。 ペットボトルを持つ手が震える。先ほどとは別の意味で。心臓を叩いていた犯人が高揚ひとつに取って代わられる、頬が日差しではなく内から上ってくる熱によって熱くなる。 おかしいと誰かは言う。昔の関係が理想だったはずだと、今ふたりはそこに回帰しようとしているはずだと誰かは言う。 けれど、岳人の怒りに触れて悲しみではなく別の衝撃を受けている自分が、今確かにここにいる。 それは、と。口を開きかけた時、岳人が顔を上げて真っ直ぐにを見つめる。 髪が風に揺れ、わずかに傾いだ横頬に触れた。 「言ってもいいのか」 それは、引き金だった。 「俺、忘れたわけじゃない。なくしたわけじゃない、消したわけじゃない。あの時の続きは、まだ言えるんだ。……お前が認めてくれるなら」 濁り気のない真摯な瞳に真っ直ぐに射抜かれると、はやる心臓も、熱を帯びる頬も、熱に負けて痛む唇も、もはや対処すべきものではなかった。 あの日、視聴覚室での出来事が一瞬で甦る。岳人の口を封じて止めてしまったあの時の時間が、一瞬で舞い戻ってくる引き金の前に成す術など持つはずもない。 目の前の恋しい人を視界に収められる幸福の前にできることは、流れ落ちそうになる涙ただそれだけ。 空だけが、1年前と同じように悠然と青く澄み渡っていた。時の流れを忘れさせるほど。 |
| >>18.青空に誓う 08/01/30 |